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zoom RSS 沖縄平和ツアーその12 芭蕉布

<<   作成日時 : 2006/11/27 23:38   >>

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芭蕉布
作詞 吉川安一 
作曲 普久原恒勇

♪海の青さに 空の青

南の風に 緑葉の

芭蕉は情けに 手を招く

常夏の国 我した島 沖縄(ウチナー)



沖縄の伝統的な織物に芭蕉布があります。
芭蕉布って何?って聞かれますが、沖縄で古くからある着物です。
この芭蕉布の繊維は、芭蕉の木から採ります。

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バナナの木とそっくりな木ですから、素人目には判断がつきません。
成長するとバナナの木の方が大きくなって、やっと区別が付きますが、
成長段階では全くと言って良いほどよく似ています。

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上の写真は芭蕉の木です。


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これがバナナの木です。
葉がチョッと形が違います。

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沖縄の北部、大宜味村(おおぎみそん)に喜如嘉(きじょか)の芭蕉布会館を見に行きました。

実際の作業を見ながらの見学コースになっており、撮影は禁止されていますので、お見せできる部分が少ないけど、ビデオや写真をお借りしての説明になります。

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この画像はお借りしました


この芭蕉は3年間育てて、繊維を取ります。
茎を縦割りに割いて行き、4種類の繊維を取り出します。
と言っても簡単ではなく、柔らかい部分を捨てて、固い繊維質だけを取り出します。

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幾つかの行程がありますが、そこは省きますが、繊維を取り出してから煮詰めてから染色作業にかかります。
藍染めの行程とよく似ており、ご存じの方はイメージしてください。

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ビデオを見ていると、芭蕉織りでは人間国宝になられた平良敏子さんが出ておられました。

平良敏子さんがコメントを書いておられますので紹介します。

戦前まで沖縄各地で織られていた芭蕉布も、その産地は今や喜如嘉だけになってしまいました。
 芭蕉布づくりは大変な手間と根気のいる仕事です。原料である糸芭蕉の栽培から、糸を績み色を染め一反の布に織り上げるまで、かたときも気が許せません。
どこか一カ所でも手を抜くと、仕上げの段階ですべてが台無しになってしまいます。そのくらい細かな神経が要求されるのです。
 
 芭蕉布は、その材料すべてが沖縄の自然にあるものからつくり出されます。機械も一切使いません。
これは私の母や祖母、そのまた祖先たちが何百年も前から守り伝えてきた、大切な郷土の技術であり文化なのです。

今、私たちがやめてしまったら、沖縄から芭蕉布はなくなってしまいます。それは余りにも申し訳ないという気持ちで、私たちは今日まで様々な苦労を乗り越えてきました。
 
 近年になって、ようやく私たちの仕事は世界的にも認められるようになりましたが、まだまだ安心することはできません。喜如嘉でも、芭蕉布づくりにたずさわる人たちの高齢化が進んでいます。特に「苧績み(うーうみ)」とよばれる糸をつなぐ作業のできる人が減り、肝賢の材料を集めるのも大変困難になってきました。
 
 芭蕉布は、喜如嘉のみならず沖縄が世界に誇る伝統工芸です。一人でも多くの人がこの郷土の文化に目を向け、その素晴らしさを知ってほしいと願っています。
 
 私たちを見守るだけでなく一緒にやろうという人が増えてくれたなら、芭蕉布は末永く後世に受け継がれていくことでしょう。私たちはそう信じ、また願っています


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昔は沖縄の何処にでも、芭蕉布を織る音が聞こえていましたが、いまは喜如嘉のみになってしまったようです。

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伝統工芸品を守っていくためにも、若い世代への引継をしていかなければ成りません。
このブログを読まれた若い人、芭蕉布造りに参加しませんか。





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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
始めまして♪大阪のソナチネといいます。
よろしくです。
芭蕉布…沖縄らしい雰囲気が出ていますね。
手間のかかる仕事なんですね。
味がありますね。
伝統工芸品を受け継ぐ
若者がいればいいですね。
ソナチネ
2006/11/28 00:25
ソラチネさんいらっしゃい。

芭蕉布での訪問ですから、チョイッとソラチネさんのブログを覗いたら、コーラスをやっておられるんですね。
この芭蕉布の曲はご存じですか?
沖縄民謡ですが、取ってもメロディが綺麗な曲です。

ワテもカラオケでこの曲を歌いますが、この歌は女性が歌った方が良いなあと、何時も感じています。

肝心の布の話をしないで、音楽の方に脱線しましたね。
伝統工芸品に指定されただけに、次の世代にも伝えたいですね。
風の旅人
2006/11/28 00:34
「芭蕉布」の歌、いいですね、風の旅人さんのお歌も
聴いてみたいけど、それはこの世では叶わぬことかも。

わたしが持ってる島田祐子さんのCD
「こころの歌」の中にもあります。
初めて聴いた時、歌詞もメロディーも本当に
美しく、遥かな海と芭蕉の葉ずれのささやきが
伝わって来るように思いました。
こうして、実際に芭蕉布を織り続けて来られ、
この先を案じていらっしゃる平良敏子さんの姿やお声を
うかがう時、若い継承者が現れてくれればいいと
心から願わずにはいられません。

遠い遠い日から、母から娘へ、そしてまた
その子へと、受け継がれ、慈しんで来た伝統の技、
それがここに来て途絶えてしまうのは、
本当に辛くて悲しいことですね。
レイ
2006/11/28 14:20
レイさん今日は
5日ぶりにようやく雨も上がって、何かホッとします。

芭蕉布の曲をご存じだったのですか。
本当にいい曲です。

ワテがカラオケでこの芭蕉布を歌ったら、教えて欲しいという人がいました。
その人の声はソプラノだったので、澄んだ声で上手に歌われました。

現在芭蕉布を織る人は、この喜如嘉に50数人おられるだけとか。
後継者不足はどの伝統産業でも、深刻な問題になっていますね。
風の旅人
2006/11/28 14:37
芭蕉布はこの前聞いたからもう分かったわよ

もうあっちこっちで紅葉だと言うのに
沖縄は別な感じで鮮やかですね〜

ヤギさんだ!お口が可愛いんだよね☆.。.:*・°
PAN
2006/11/28 15:50
♪芭蕉布の歌は知りませんが三線の伴奏で
歌われるんでしょうか?

芭蕉布いいですね。夏着に欲しい1枚です。
希少価値有りますもんね、とても買えないけど。
江戸時代では人気があったそうですよ。
薩摩の武士達が着ていたのでしょうか。
涼しげで柄がまた良いですね。
木から出来たとは驚きです!
沢山の行程を経て出来ているんですね。
どの作業も並みの苦労ではないでしょう。
地味な繊細な作業でしょうね。
だから良いものが出来るんですね。
歌もそうですが
これを着たら、沖縄ののんびりした時間
土の薫り、そして悲しい歴史、一途な島人の心
が伝わってくるかもしれませんね。




sayuri
2006/11/28 16:56
PANさん今晩は
PANさんはこの芭蕉布の歌は覚えたのかな?
一度PANさんの本格的な歌を聞いてみたいなあ\^o^/

沖縄は天気が良ければもう最高なんだけど、今回の旅は天気がイマイチでした。
本当はもっと素敵なところを紹介できたのに、ちょっと残念です。

ヤギは沖縄では食料です。
それも最近では高級料理になったようです。
有名なのがヒージャー汁
ワテも食べてないので、一度食べてみたいと思っています。
風の旅人
2006/11/28 19:48
sayuriさん今晩は
芭蕉布は沖縄民謡ですから、三線で演奏できます。
譜面をネットでDL出来るようですよ。
↑のPANさんが知っています\^o^/

沖縄は平均気温が高いので、芭蕉布を着る期間も長いので、愛用者も多かったと思いますね。
写真でもわかるように、縦に割いてから細い糸を取り出して、1本1本結んでいく作業が、大変らしいです。
それが「苧績み(うーうみ)」という作業のようです。

その後よりをかけて、1本の糸に仕上げていく。
多くの工程の末にやっと織機にかけられる。
一日1尺織れるかどうかの早さじゃないでしょうか。
伝統を守るというのも、大変ですね。
風の旅人
2006/11/28 20:00

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