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zoom RSS 沖縄平和ツアー その10 ヤンバルの自然は誰のもの

<<   作成日時 : 2006/11/25 11:58   >>

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沖縄ツアーの2日目は、沖縄北部にある自然がどうなっているかの、環境調査です。
この地帯を地元ではヤンバルと呼ばれています。

沖縄の地図を見て貰うとよくわかるのですが、北部は全体が山です。
世紀の発見だと騒がれた飛べない鳥、ヤンバルクイナの生息地です。


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広大な山岳地帯は、米軍の野戦練習基地としても使われており、ゲリラ戦の訓練は此処で行われています。

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13日間食料も持たず、この山岳地帯に放り出された兵士は、自力で食糧を確保して、生き延びる訓練をするらしい。

訓練中に若い女性が車で通行しようものなら、呼び止められて尋問を行うとか。
あくまで道路といえども基地の中を通行しているわけで、危険はあるわけです。

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この写真の場所も、実は基地の中です。
この道路も軍車両が通るのか、車の通れる部分だけ切り開かれています。


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基地の中にも秋の訪れでしょうか、ススキの穂がようやく開き始めました。

この広大な山の中で(注・沖縄には原生林はない)、米軍が何をやっているのかはわからないが、ここが米軍基地の野戦練習場だからこそ、自然が残されたのも事実です。

まもなく一部が返還されようとしています。
国は国立公園として、自然保護をしようとしていますが、国立公園にすると、換えって人も車も、何よりも自然破壊が進みます。
返還は嬉しいことですが、この後環境が激変する可能性が大ですね。

案内の方もおっしゃっていました。
知床が世界遺産に登録されたので、昨年知床を訪ねてきましたが、登録されて以後、観光客の増加で見事に破壊が進んでいるとか。
登録されて良かったのか、悪かったのか、複雑な心境ですと。

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沖縄の観光地で見せ物に出てくる、ハブとマングースの戦いがあります。
マングースを輸入して、ハブ被害に遭う沖縄に放しましたが、マングースは増え続け、ドンドン北上しているとのこと。

マングースが北上すると、天然記念物のヤンバルクイナが絶滅する。
それを恐れての防止柵です。

確かにヤンバルクイナは減っているでしょう。
でもその責任をマングースのせいに押しつけている。
人間の乱開発について走らぬ顔。
これではマングースもたまったもんじゃない。

この費用だけでも何億という税金を投入しています。
果たしてマングースの北上を防止出来るのか。
島の東西を完全に仕切る事なんて、不可能なことです。

道路も走っていますから、隙間だらけです。
でも行政と言うものは、何とかしてマングースの北上を防止するんだと意気込んで作りましたが、これも大手のゼネコンを儲けさせる手だて。
こんな事が何処にでもあるわけです。

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国頭村に拡がるこの土地、全てゴルフ場を建設しようとした土地です。
バルブが弾けてゴルフ場建設は頓挫。

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山を切り開き、むき出しの赤土の土地。
これ全て放ったらかしです。

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遠くに見える白い建物は、ゴルフ場を当て込んだホテルです。
こんな山奥に誰が泊まるというのでしょう。


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その手前に平たい白い建物は牛舎や鶏舎です。

これ全て税金の投入です。
儲かる話に村が飛びついたのでしょう。
でも業者というのは潰れてしまったら、ハイサヨナラで逃げ出すだけ。
残されたこの土地、どうすることも出来ない状態。

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山を切り開いたために、赤土が露出しています。
雨が降ればこの土は海に流れていきます。
赤土の濁った海はサンゴを死滅させ、魚の埋めない海になっています。
山を開発をすればどうなるか、此処にも行政の怠慢のツケが市民にしわ寄せになって、押し寄せてきます。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ヤンバルの生き物達はほとんどが絶滅危惧種の指定を受けていますね。
ヤンバルクイナ、ヤンバルテナガコガネ、ノグチゲラ等、ここでしか
棲息出来ない珍しい貴重な生き物が危ないと聞いています。
開発という名の自然破壊、この問題をないがしろにしたまま、
避けては通れないことではないでしょうか。

知床と同じように、世界自然遺産に指定されることが、
どのような結果をもたらすのか、
地元の方々にとっても、ジレンマに満ちて悩ましい問題
でもあるような気がします。

野戦演習場だから残された自然、まだ若いススキの穂を見て、
なんだか皮肉な現象だと苦笑してしまいました。

レイ
2006/11/25 19:07
レイさん一番乗りを歓迎します。
誰かが書き込まないと、書かれない人だっています。
そう言う人のためにも、先に道を付けて貰えると有り難い。

ヤンバルの自然は、基地があったお陰で守られていると聞かされたとき、逆の見たらそうだよなあ
基地の中でどんなことが行われているか、それは外部からではわかりませ。
外から見た感じでは、自然が残されています。

絶滅危惧種に指定されたこれらの動物も、やがてはいなくなるかも知れません。
放っておいたら、開発の波がドンドン進みますね。
風の旅人
2006/11/25 20:15
近年アマゾンなども森林伐採が進んで 生態系への
影響が著しいと聞きます 有明もそうでした。
破壊は一瞬、再生となると膨大なお金と時間が。。。
それでも戻るだけまし 大半は二度と戻りません。

大規模開発に限らず われわれが日々生活する上でも
地球に優しくを心掛けていくべきですね。
しかし基地のお陰とは なんとも皮肉な。。。
シーちゃん♪
2006/11/26 20:58
シーちゃん今晩は

自然を破壊するのは簡単ですね。
しかし再生するには、何百年の月日を要します。
最近の温暖化でも原因は環境破壊でしょう。

沖縄の基地については破壊されているところもあるし、今回のように保存されているところもある。
本当に難しい問題を抱えています。
風の旅人
2006/11/26 21:15

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