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zoom RSS 五箇山旅紀行 その2

<<   作成日時 : 2005/09/08 00:19   >>

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当日は朝7時51分に電車に乗る予定でしたが、起きたのが7時15分。
慌てて妻を起こして身支度を。
こっちは顔を洗うだけだが、妻は化粧もせにゃならん。
それでもどうにか電車に乗ったけど、朝飯も食わずの旅なんて始めて。
7時40分に家を出てサンダーバードで富山の高岡に着いたのが11時38分。
白川郷方面行きのバスが11時45分発です。

高岡からは相倉へはバスで行くか高岡から電車に乗って城端まで乗り、そこから
同じこのバスに乗る方法があります。
乗り換えても一緒と言うことなので、バスで行くことにしました。
バスは1日に4本しかなく、これが始発便。
バスは途中でJR駅や役場前、病院前に寄っては客を乗せるので時間がかかります。

それにしても感心したのは、新しく出来た病院にバスが停車した時です。
バスが病院前に停車するのは何ら不思議ではありません。
でも少し違うのは新しく病院が出来たので、走るコースを変更しました。

新しく建てられた病院には、五箇山の人達が大勢お世話になっているとのことです。
それまでのコースから道路を迂回して病院の玄関前に横付けしました。
入院患者や通院の患者もいる、勿論お見舞いの人達もこのバスを利用している。
病院の先生もよくしたもので、五箇山から診察に来たと言えばバスの時間に合わせて
診察も優先してくれると喜んでいました。
地域に密着したバス会社、都会では考えられない人情を感じます。

城端の町から峠越えの始まりです。
遠く城端の町が小さく見えていたのが、いつの間にかそれも見えなくなって雪も深くなってきました。

長い五箇山トンネルを抜けるといよいよ相倉です。
バスを降りると民宿のご夫婦が2台の車で迎えに来てくれました。
同じバスで降りられたのは今夜ご一緒するご夫婦でした。
相倉に着いたのが1時30分。

家を出てから約6時間の旅。
バス停から村に入るメーンストリートだけは除雪されていますが、合掌造りの家の
1階部分の軒下は完全に埋まっている。
横道に入ると人が通るところは雪を踏みしめてあり、歩くことに支障はない。
出発前から五箇山情報をネットで調べていたら積雪量は日増しに変わっていく。
1m50cm、1m80cmついに当日は2mの積雪でした。

2mの積雪と言えば秋田などでは当たり前のこと、何を騒いでおるかと笑われそう
やけど、さすがに2mは凄いものです。
現在戸数35軒ですがそのうち合掌造りの家は22軒も残っており、住んでいる方が60数名の静かな合掌村。
昭和45年当時は40戸程もの家がありました。

昔は一番多いときで60軒近くもあったらしく、余り古いことなので、村の資料館にでも行くしか分からないようです。
空家の家もあるようで1階部分はほとんど埋まっている状態です。
でも最近は除雪機で雪を吹き飛ばすことが出来ると喜んでいました。

何処の家でも除雪機が備えているかと言えばそうではないですね。
除雪機が入らない場所では雪を踏みしめながら歩くしかない。
高い位置だったり奥まった家ほどお年寄りだけが住んでいるとか。
除雪機もままならないと語っておられました。
民宿「与茂四郎」さんはHPで見た合掌造りでひとまず安心。
荷物をおろすと直ぐにカメラを取りだしてまずは合掌造りを見て回りたい。

ご一緒したご夫婦は何と二人ともカメラマニア。
旅行鞄の中から本格的なカメラと三脚を取りだした。
一眼レフに望遠レンズを装着してイザ!
私の方はそれに比べて軽い装備。
デジカメ1台ですから最初から勝負にならない。
春夏秋冬の五箇山には何度も足を運んでおり周辺の地理はほぼ頭に入っている。
先ほどまでのみぞれもあがり、少しずつ晴れ間も出てきました。

こうなると写真の出来もグッと良くなります。
曇っている時はまるで薄墨を流したようになり、いわゆる山水画の世界。
これはこれで綺麗ですが、晴れるとやっぱりコントラストがくっきりと出てくるからいい写真が撮れました。

ちょうど合掌造りの屋根の雪を下ろしている光景にも出会い、五箇山保存財団をつくり空き家などの雪下ろしの仕事などやっている方たちでした。
急斜面を鋤きのようなもので雪を落としています。
こうした専門的な方がおられないと出来ない仕事です。
茅葺きの交換には普通は多くの人達の力が必要です。
一番肝心なのは茅葺きの経験者です。

15年から20年に一度の茅葺きは大変な仕事です。
そこで五箇山では森林組合が責任持って茅葺きをやっておられます。
必要な茅も育てており、毎年何処かの家の屋根葺きがあると使用します。
10人くらいで1週間ほどかかる仕事ですが、これも片面だけでこれだけかかります。


雪解けが始まると何処かの家で茅葺きが見られるかもしれません。
宿に戻ると奥さんが岩魚の塩焼きを囲炉裏で焼くところだった。
岩魚をひっくり返しては焼き、また串の角度を変えては別の場所を焼く。
まんべんなく焼き上げるため何と1時間は囲炉裏でジックリ焼き上げるとのこと

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
バスが病院にわざわざ停車って、田舎じゃ普通だと思うんですが。
うちのほうも場所が移ったら、病院が始まる時刻に2回、帰る時刻に2回わざわざ遠回りで運行してます。
うちのほうは郊外に病院を建てるので、車やバスでないと駄目なんです。

風さんの文を読んでいて、微かに覚えてる茅葺きって貴重なんですね。
維持していくのは並大抵のことじゃないけど、頑張って欲しいものです。
がんも
2005/09/08 17:54
話の腰を骨折するくらい折ります・・・
「サンダーバード」ってあのTVのサンダーバード?
風さん自分の車に「サンダーバード」って名前を
付けているの??って。。。。違うか?
車の種類であるのかな?「サンダーバード」
野澤菜っ葉。
2005/09/08 20:11
ローカルバスはサービスがいいなあ。
都会では病院があるからと言って、軒先まで迎えに来てくれません。
こういったチョッとしたサービスが嬉しいですね。

文化財にでも指定してくれないと、個人では保存が難しくなってきますね。
人出が伴う仕事になると、地域総出でかかるわけでして、多くの方が町に仕事に出てしまっている。
段々段々人での確保が難しくなって、かやぶき屋根は姿を消すことになりますね。

風の旅人
2005/09/08 20:41
菜っ葉ちゃんの質問、歓迎やなあ
サンダーバードは北陸線を走る特急です。
決して漫画の世界ではないで。

ワテの車は国産車でんがな。
空を飛べたら最高やなあ
風の旅人
2005/09/08 20:43
へ〜〜〜汽車の名前がそうなんだ〜〜
やっぱり 勉強になります^^
私は風さんが勝手に自分の車に名前をつけて可愛がって
いるのかなって思ってしまったよ。

我が家の車つきボストンバックには名前がある
旦那のには「てん吉」で私のには「てん子」です
旅行には今回はこのてん子を連れて函館に帰ります。
野澤菜っ葉。
2005/09/08 22:10
車つきボストンバック?
何のコッチャかなと思ったら、キャスター付きのバッグやなあ
なんで「てん吉」に「てん子」と言う名前付けたんや

キッと何か思い当たることがあるんやろ。

風の旅人
2005/09/08 23:15
★一気に 五箇山旅紀行を読ませていただきました
何度かここへ訪ねたとき うわっ 文が長い!! そのうちに・・(_ _)
ということで逃げてました ごめんでしたよぉ〜/(°ё°)\

★でもって ど〜んと腰を降ろして全部 一気に初めから終わりまで・
終わったときは はぁ〜〜っと大きなため息・・
う〜〜〜〜〜〜ん と うなったような〜〜
すばらしいですねっ 奥さまのお話素敵ですね\(*^^*)/

そのお話を風丼がまた うまくまとめていらっゃることにまたまた
感動ですね〜〜〜♪
一冊の本を読み終えたって感じですね〜〜〜〜〜っ(゚-゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)うんうん

★ところが 途中で・・
野澤菜っ葉さんと 風丼の会話がとてもおもしろくて大笑いしてしまいましたよぉ〜
ごめんなさいだけど・・サンダーバードのお話がとても愉快でした 
ヾ(⌒▽⌒ )ノ彡☆あははっ 

実はあたいも なんだろうと(・_・?) 思ったあとのことだったから〜〜〜
ヽ(*^▽^*)ノ
はい〜  失礼しました〜 ありがとう〜〜〜〜〜☆
あじ丼
2005/09/10 17:44
★南の国から 雪国へのお嫁入り
なんて 本当にどんなにかどんなにか大変なことだったことかと・・

でも 迎えた家族のかたがたの あたたかいこころに 
まわりのたくさんの方々にささえられたのも あるのでしょうね〜
お写真からするととてもいいお顔してますよねっ 雪国でも・・ヽ(*^.^*)ノ

★雪国から 関東へ 10代で出てしまった私と大違いなんだけど・・

関東に慣れてしまった私には これから雪国で暮らすとなったら
それはすこし考えてしまいますね〜 ほんとうに・・・σ(^_^;)
期間限定なら自信ありますが・・・ですね〜〜〜〜♪ んにゃ〜〜〜
あじ丼
2005/09/10 17:52

★何度もごめんなさいですよっ(_ _)

「てん吉」に「てん子」 さんのお話も(*^m^*) ムフッでしたよぉ〜〜♪
 
あじ丼
2005/09/10 17:56
あじ丼今晩は
長い長い文章になって、申し訳ないね\^o^/

この旅行では民宿のご夫婦とお婆ちゃんに話を聞けました。
深い雪の閉ざされた夜は、五箇山の昔話を聞くのにはもってこいの環境でした。
岩魚が焼き上がるまでの1時間、たっぷり時間があります。
何回も岩魚の向きを変えながら、ジックリ火を通していくので、世話もかかります。
外から帰ってきたらワテも身体が冷えとります。
囲炉裏に手をかざしながら、話をするってのはいいもんですよ。

知り合った馴れ初めを、今夜と待った客人に話すのは照れくさいことです。
囲炉裏の火を火箸で調整しながら、ほのぼのとした時間が流れました。

今回書き込んだ内容については、事前に民宿の方にも送って確認を取っています。
風の旅人
2005/09/10 22:05

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